郵便局の学資保険で貯蓄性は期待できないと書いていますが、
郵便局の学資保険を各社の学資保険と比較するときにその学資保険の貯蓄性がどうなのかということの目安になるのが、返戻率(払戻率)です。
返戻率は、払う保険料にくらべて受け取る保険金の額がどれくらいの割合になるのかを計算して出した指標です。(もちろん学資保険に限らずいろいろな保険で同じです。)
つまり、たとえば郵便局の学資保険(生存保険金付18歳満期コース、特約なし)に契約者30歳男、こども0歳で加入して、月々の支払い額が14520円だとすると18年間に支払う保険料の合計は、3,136,320円で、途中けがや病気などによる保険金の支払いを受けなかった場合、満期金と生存給付金で300万円受け取ることになります。そうするとこの契約の場合返戻率は104.5%となります。
この返戻率の計算の中には、契約者配当金や保険金にかかる税金のことは含んでいませんので、実際はもう少し違った数字になります。
郵便局の学資保険で、実際の返戻率が100%を超えることはなかなか厳しいのが現状です。学資保険の特徴として貯蓄性をうたっているものもありますし、ライフプランナーと呼ばれるかたの意見を聞くと返戻率110%が学資保険を貯蓄として考える際の基準ラインと言われることもありますが、郵便局以外の学資保険やこども保険を見渡してみても返戻率が100%を超えるものは、ごく限られた学資保険だけです。それも、特約など条件面でかなり限られてきます。
郵便局の学資保険は郵便局の保険外務員に相談しますが、保険や経済状況が複雑化していますので、郵便局以外の学資保険も含めて幅広く、あなたの家族のライフプランに合った保険(あえて学資保険と限定しません)を専門家と相談しながら組み立てていくのが無難ではないでしょうか?
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